うつ病発症時は音楽を聞くのもままならなかった自分が、今は音楽を聴くのを少し楽しめるようになりました。音楽も映画もゲームも楽しめなくなっていた自分が、音楽を楽しむことができるようになったのは、治療が進んでいる証でしょうか。
iPhoneユーザで通勤時には音楽を毎日聴いていましたが、新しく曲を入れたりすることはなく、忙殺される毎日にそんなことも忘れていました。聞きたい曲っていっぱいあるんじゃないかって。
それが倒れる
先日は久しぶりにあるアーティストのLIVEを観に行ってきましたが、とても楽しかったです。パフォーマンスも上手く、興奮することができました。そんな自分も居たんだと、ちゃんと認識することができてよかったです。
子ども頃聞いていた時は、歌詞をそんなに深く見つめるということはしてきませんでしたが、最近は歌詞が心に入ってくることが多くなってくるようになりました。
夜になるときは、不思議であれば歌詞がすべき
横になりながら久しぶりにBUMP OF CHICKENを聴いていたのですが、「才悩人応援歌」という曲がうつ病の自分の心に刺さりました。「あーまさにそんな感じだったんだろうなー」と、うつ病になった自分を再認識というか。
著作権法に触れない範囲で引用したいと思います。
隣人は立派 将来有望 才能人
そんな奴がさぁ 頑張れってさぁ
怠けて見えたかい そう聞いたら頷くかい
死にたくなるよ 生きていたいよ世界のための自分じゃない 誰かのための自分じゃない
得意な事があった事 大切な夢があった事僕らは皆解ってた 自分のために歌われた唄など無い
ジョニー·キャッシュによる発熱の歌詞
引用元 : 才悩人応援歌/うたまっぷ歌詞無料検索
スポーツをめいっぱい頑張って、勉強も精一杯頑張って、夢も追い続けて挫折し、会社に勤めてがむしゃらに働くことが当然のような風潮だった人生。それは周りの人や環境からの刷り込みだったのかもしれないな、と考えました。
人生ずっと楽ばかりできるわけではないのは知っています。でも、他の誰かのためばかり考えて生きてしまうと、いつか無理が来てしまう。そのことが表れている歌詞なのかなぁと考えました。
GLAYの「生きてく強さ」という曲も、大人になって「生きてく強さ」とは何かを考えさせられる歌詞だったんだなと再認識しています。
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